ランドセルロッカーの制作

工作(DIY)はお金の節約につながる可能性のある趣味として、推奨しています。この点について述べた以前の記事です。

生活の中で外から購入してくるもの(食事、食材、衣服、家具小物)などを自分で作ることに楽しさを覚えると、多くの場合節約につながります。もしかしたらかけた時間を考えたら外で買ってきた方が安いことになるかもしれませんが、かけた時間=楽しい時間=0円!と考えると、家計の足しになるでしょう。大事なことは、家計の足しにするのを目的にするのではなく、楽しんでやって結果的に節約につながることです。趣味として作ること

ランドセルロッカー

この4月から下の子が幼稚園に入園し、我が家に散らばるランドセルや手提げ袋が倍増しました。このままでは掃除も大変ですし、毎朝の登園準備も大変なので、ランドセルロッカーを作ることにしました。

完成品はこちら。

ランドセルロッカーの完成品

設計

将来小学校に上がっても使えるように、小学生用のランドセルのサイズを基準に作りました。杉の巾接ぎボードがコーナンに安く売ってるので、それを使うために910*1820の寸法を基準にサイズを調整しています。下図はロッカー1つ分の木取り図です。実際にはこの2倍の木材を使用します。

設計図

材料

ホームセンター(コーナン)で910mm*1820mmの杉の無垢ボードを1枚、500mm×2000mmの杉ボードを1枚購入しました。合計で1万円しないくらいの金額です。また、板と板を接合するためのダボや帽子かけ用のフックを買ったので材料費はだいたいロッカー2つ分で1万円くらいです。

加工

直線カットはホームセンターで依頼します。もともときれいな材なので、表面調整しなくても使えますが、子供が使うものなので、あらためてサンダーでやすりがけをし、また角を全体的にまるめておきました。見た目の面白さを出すために側板にR加工を施し、持ち運びしやすいように持ちての穴を加工しました。

子供と一緒にオイルを塗りました。こういう記録を残すことで愛着をもって使ってくれると嬉しいですね。

ダボを使って箱型に組み上げます。(左写真はオイル塗装前の仮組みのもの)接着剤が乾燥するまで重しで圧着します。

完成です。左側がダボ仕上げ、右がわが大入れ継という技法で棚板を固定しています。(間違えて木口を正面側にしてしまいました。初心者ならでは?の大失敗!)右側についてる黒い金具が帽子かけ。さっそく子どもたちによってシールを貼られています笑。やはり置き場所が決まっていると子どもたちも片付けやすくなりますし、私達も準備がしやすくなるので作ってよかったです。

ランドセルロッカーの完成品