以前の記事で説明した通り、家計の基本は以下の式で表すことが出来ます。
家計のゆとり=(労働収入ー支出)+財産保有額×利回り
したがって、お金の不安をなくすためには、
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 貯蓄に努める
- 投資を行う
- 備えの保険に加入する
といった基本的な行為が重要な要素となります。世に出版されている多くの家計に関する本はこれらのいずれかに分類できるものがほとんどではないでしょうか。
しかし、同じ収入を増やすといっても、本業に打ち込み給料を3万円上げることと、週末に副業を行い、月に3万円稼ぐことは少し違います。また、交通費を節約するために目的地まで歩くことと、ポケモンGo(万歩計の要素を持った人気ゲーム)をするために目的地まで歩くことは全く異なる経験でしょう。
そこで、7つの手法を別の視点から書き直してみました。日常生活の多くの活動がこれらに資する、あるいは反する行動になります。
- 収入を増やす
- 本業に打ち込む、資格を取るなど既存の労働収入を増やす努力
- 収入を拡げる
- 本業とは別に、細かくても収入源(副業)を増やしていく
- 夫婦や家族で別系統の仕事を行う
- 楽しく作る
- お金を払う趣味ではなく、何かを作る趣味を行う
- 何かを作る趣味は多くの場合、出費の削減につながる
- 大規模災害や戦争時の生きる力につながる
- 究極形態は自給自足生活・・・?!
- 節約する
- 無駄な携帯電話代、水光熱費、購読料などなど
- あまり楽しい話ではない
- リスクに備える
- 大黒柱の死に備える生命保険
- 大黒柱の病気に備える就労不能保険
- 貯蓄は正義
- 資産を殖やす
- 証券投資、不動産投資等
- 豊かな老後のためには必須
- 健康を大切にする
- 健康は収入を増やし、支出を減らす